9月25日(日)、秋晴れの中今年で8回目となる能代市番楽大競演会が開催されたよ。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
富根報徳番楽のメンバーによるライブ配信も行い、当日の様子はYouTubeチャンネルで見ることができるので、お時間ある時にぜひみてみてね!
写真は旧料亭金勇のFacebookでみたほうがいいかも!( ˙▿˙ ; )
1. 富根報徳番楽「汐汲舞」 舞手:米川 考楠
月夜の晩に人目を忍んで汐を汲む優雅な舞。当保存会に伝わる女舞4演目の1つ。
2. 富根報徳番楽「女舞」 舞手:米川 洸葵
神々が集まって楽器を演奏し、舞う様子を表した舞。その時舞った女神が若く美しかったため、神々はたいそう喜んだとか。当保存会に伝わる女舞4演目の1つ。
3. 富根報徳番楽「恵比寿舞」 舞手:大高 政樹
鯛を釣る仕草で大漁祈願・五穀豊穣を祝う舞。大黒舞とともに商売繁盛の舞としても人気のある舞。
4. 種番楽「露払い」 舞手:茂呂 勇太
どの舞にも共通して踊られる、扇と手を使ってゆったりと踊る舞。
5. 種番楽「荒舞い」 舞手:茂内 雄希
戦場に向かう前の武士が幕を払い荒々しく踊る舞。

6. 鰄渕番楽「露払い」 舞手:佐藤 琉人
昔から番楽の最初に舞われる露払いは、若武者が先陣を切って敵陣に向かう様を表したもの。すべての舞の基本となるもので、役面を習得する前に必ず練習する。
7. 鰄渕番楽「鈴木」 舞手:逸見 智幸
この舞は敵前で相手をにらむ様を表す典型的な武士舞。最初に扇子を右手に持ち、次に2本の刀を抜いて舞う。最後に太鼓を高く持ち上げてから左肩に乗せ、扇子で叩く様は勇壮。はじめに舞台に出て敵陣をにらむ動作をしたあと、一度幕裏に戻り再度登場する。

8. 鰄渕番楽「恵比須」 舞手:松橋 優悦
プログラムにはなかったが、当日披露された。富根同様、こちらも鯛を釣る仕草や釣り上げた時の喜びなどを表す。

9. 種番楽「権現獅子」 舞手:成田 健太、茂呂 勇太
今から約300年前、種集落にある「法印様の家」と言われる家に伝えられた獅子頭があり、この家の先祖の修験法印が使用したものであるとして氏神に祀られてきた。その後、種の熊野神社に祀られ、「権現獅子」や「熊野大権現」などと称されている。現在は毎年5月3日の祭典の時、熊野神社境内でお披露目されるとともに、郷土芸能発表会やイベントなどで演じられている。




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